12月1日(土)、恒例、苫小牧縄文会講演会と「縄文の夕べ」が同時開催されました。
講演会は午後2時30分より、江別市郷土資料館文化財係長(学芸員)佐藤一志氏を迎えて行われました、
テーマ『後北式土器と坊主山遺跡』〜まぼろしの標識遺跡
土器の変遷が分る後北式土器と今日も利用されている豊富な粘土資源、後北式土器の発見され標識遺跡として貴重な坊主山遺跡が時の情勢から惜しくも消えゆく運命となった時代背景を説明、土器から古墳と豊富な資料の揃った江別市ではあるが札幌市のベッドタウンとして貴重な遺跡が残されることなく街造りが先行された経緯を語って頂きました。
引き続き場所をホテル於久仁に変え「縄文の夕べ」が行われました、次々と既存のホテルが消えていく苫小牧ですが夕べの様な会合を持つ会場も無くなってまいりました、宴会場を持つホテルはグランドホテルニュー王子だけとなり苫小牧縄文会にとってはチョット敷居も高く今年はホテル於久仁を会場としました、運営委員による事前の綿密な打合せもあり、料理には問題なく予算の割には豪華な宴を持てた次第です。
新会員の紹介や例年のように苫小牧縄文会の一年を振り返り、皆様持ち寄りのプレゼント交換会も盛況のうちに来年の抱負を語り合いながら楽しい一時を過ごしました、会員の皆様より講演会は10〜11月に縄文の夕べは11月下旬にと云う希望があり来年は希望に沿って多少時期の見直しをと考えております。
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