苫小牧縄文会入会の御案内

苫小牧縄文会に入会しませんか!
1982年(昭和57年)8月9日、苫小牧東部工業基地敷地内の遺跡から、わが国最古の縄文時代の「環壕」が発見されました。それが「静川遺跡」です。遺跡は学会やマスコミに注目され全国的な話題となりました。一方では、市民の中からこの遺跡を保存しようという声が上がり、1983年(昭和58年)には、『苫東遺跡を考える会』が結成されました。そして、こうした運動が実を結び1987年(昭和62年)1月8日、静川遺跡は国の史跡に指定され保存が決まったのです。

 私たちは、静川遺跡についていくつかのことを教えられました。この遺跡が全国的にも稀な遺跡であること、縄文時代の信仰や儀礼を考える上で、きわめて価値ある遺跡であることなどです。そして、私たちはこの静川遺跡のあった縄文時代が、ただの原始的な貧しい社会ではなく、自然との共存を果たしながら暮らした心豊かな時代であったことを教えられ、おおいに驚きました。

 今、縄文時代は全国各地で注目されています。それは、自然と共に生きた縄文人の暮らし方が、自然破壊や環境汚染に苦しむ私たち現代人のこれからの生き方に、おおいに示唆を与えてくれるからです。

1万年もの長きにわたって自然との共存を果たし、平和な時代を過ごしてきた縄文人の生活の知恵やこころに学ぼうという気運が起きつつあるのです。

 静川の丘に発見された「環壕」は、苫小牧に住む私たちにとって「かけがえのない文化遺産」です。ここは、縄文文化の知恵や縄文時代の哲学・こころを学ぶための壮大な学習の場です。そして、私たちのためだけでなく、子供たちのために、そして、未来の人たちのために末永く残さなければならない大切な場所です。



苫小牧の「静川遺跡」をはじめとして、縄文時代のことをもっと知りましょう。そのためにできたのが、みんなで縄文に触れ、みんなで一緒に学ぶサークル「苫小牧縄文会」です。ここでは、むずかしい議論や研究を行うつもりはありません。私たちの街にある全国に誇れる「静川遺跡」の価値について学び、他にもたくさんあると言われている縄文遺跡をきちんと知り、そして、縄文文化を通して1万年も続いた平和な縄文時代にあった自然や物への感謝の心・やさしさ、家族や仲間たちへの愛・人へのやさしさ、心の豊かさなど、今私たちの日々の暮らしの中で忘れかけている「縄文のこころ」を探していきたいと思います。良い事をこれからの子供たちに伝え残していくためにはどうしたらいいのかを考えるための会にしていきたいと思います。そのことは、きっと苫小牧を住み良いまちにするための「街づくり」にもつながるはずです。

是非、多くの皆さんのご入会をお待ちしています。 

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■苫小牧縄文会事務局
苫小牧市三光町5丁目23-15ACE行政書士法人方 事務局長 齊藤元宣
TEL 0144-34-7600 FAX 0144-31-3113
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